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2009-10-28(Wed)

プロクソン MM100 の分解

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安価な CNC 用のスピンドルとして有望な PROXXON MM100 ですが、実際に使ってみると

不満点が見つかります。

パワーがなく、アルミを切削するのはちょっと辛いです。

そして、買った当時はスラスト・ラジアル共にガタはなかったのですが、

何度か加工するうちに、あっという間にガタが目立つようになりました。

ガタを改善するべく、分解です。



表と裏の2箇所のネジをはずします。


注意!!

ナットが落ちる


このネジに対するナットは溝に軽く収まっているだけです。

簡単に落ちてしまい、下にあるモーターの穴にナットが入ると、マグネットで2度と出てきません。私はやりました。

必ず制御部を下、モーター側を上にして外してください。


このナットは薄型なので標準の 2.6ネジ用ナット を無理やり押し込むと、分解するたびに神経を使う必要がなくなります。



モーターをはずす

モーターをはずす

制御部から押さえつけているだけなので、たたくと外れます。


分解 中間

簡単に分解できるのはここまでです。


正面

購入時にはここにリングがあり、スペースの問題で外すことが出来ません。

私はリューターと、先が細いダイヤモンドビットで無理やり削り切りました。

あまりお勧めしませんが可能です。



後でわかった無加工で分解する方法です。


スピンドルをはずす

100円ショップ等で長いハサミを2本用意

グラインダーで先端を加工
自作ジグ
スピンドル

スピンドル側のカップリングは溝にはまっているだけなので自作ジグ(1)で引っ張る

後ろのスナップリングには引っ掛ける部分があるので、自作ジグ(2)で広げて外す

前からスピンドルを引っ張り外す



分解


構造


モーターとカップリング

モーターとスピンドルは、カップリングでつながれ、

スピンドルは2箇所の薄型ベアリングに支えられます。

ベアリングはアルミの内径にはまっているだけです。

アルミ部の外径は Φ20mm です、滑り止めはゴムパッキンのようなもので、

外せば問題なく 20mm のホルダーに収まります。


ベアリング

MM-100 に使われているベアリングは 内径 8 外径 12 (mm) と 内径 8 外径 14 (mm) の2つです。

ベアリング自体が非力な上、アルミ部分の精度もちょっとゆるい気がします。



ガタを完全になくすことは難しいですが、スラスト方向に与圧をかけて、改善を期待します。



スピンドルに与圧機構を設ける


リングを外す

この溝にあったリングを外す


上ナット

3.2コレットを買うと付いてくるコレットナットを切断しギザギザがないほうの内径を適当に広げる


ナットで閉める

組み立ててコレットナットで適当に閉める


下ナット

干渉するので、標準のコレットナットの上少しを切断


ラスト


お気づきかもしれませんが、上部と下部が反対向きに取り付けてあります。

これは、CNC のスピンドルとして使う際、ビット交換の為にリューター側のスピンドルを固定する必要が

ありますが、標準で裏側に穴が開いて、ここにピンを差し込んだほうが便利なので、反対向きに取り付けています。


以上で、修正は終わりです。

都合よく標準で板ばねがついているため、ほとんど改造しなくても、ある程度改善します。

また、ベアリングの交換が容易になります。ミネベアの (DDL-1280ZZ・DDL-1480ZZ) がお買い得です。

ただ、スピンドルとコレットの精度があまりないので完璧とは言えませんが

プリント基板CNC のスピンドルとしてであれば、十分かと思います。


ご精読、ありがとうございました!
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コメント

No title

MM100の分解修理の参考にしています。

3.2コレットを買うと付いてくるコレットナットを切断しギザギザがないほうの内径を適当に広げる

の代用として
M8x11の管用ナット ピッチ0.75が丁度良い感じに代用できるようですよ?
あとは コレに合うようなモーターの代用品があればいいのですが・・・
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