2009-10-23(Fri)
CNCとEAGLEによる片面プリント基板の自作法!
2010 - 3 - 12
〈ULPをバージョンアップしました!
PCBドリルを使わず、PCBエンドミルのみで穴あけをおこなう場合は、
新バージョンをお使いください。〉
ドリル、外周カット用ULP version2!
---------------------------------------------------------------------------
eagle で書いた基板パターンを元に G-CODE に変換するワークフローを紹介します。

片面基板のみに対応。
主な流れは
1)パターンを彫る -> 2)下穴を開ける -> 3)穴を開ける -> 4)取り付け穴 -> 5)外周切り落とし
となります。
必要な ulp
共通の説明
下記テキストデータの拡張子を .ulp に変え、 eagle の ulpフォルダ に置いてください。
F値や工具径などの設定は ulp をテキストエディタで開き、直接編集してください。
eagle の boardウィンドウ から Run させてください。
Y軸の0線を中心とした鏡面パスを作成します。そのことを考慮して eagleファイル を作ってください。
1) 1_linepattern_gcode_bottom.txt
2) 2_1CNC-DRILL-GCODE_short.txt
3) 2_2CNC-DRILL-GCODE_long.txt
4,5) 3_outline_holes_cutoff.txt
個別の説明
1_linepattern_gcode_bottom.ulp は、パターンを彫るための ulp です。
bottomレイヤーの鏡面パスを作成します。
PCBVカッター を使ってください。
(ftp://ftp.cadsoft.de/pub/userfiles/ulp/gcode.zip)様の ulp を改変したものです。
2_1CNC-DRILL-GCODE_short.ulp は、ドリルが逸れないように下穴を掘るための ulp です。
浅いドリルの鏡面パスを作成します。
PCBVカッター を使ってください。
2_2CNC-DRILL-GCODE_long.ulp は、ドリルで穴を掘るための ulp です。
深いドリルの鏡面パスを作成します。
PCBドリル を使ってください。
(http://www.mi-ra-i.com/OPEN-JMM/Kakou/Kiban-02/index.html)JinSato様の ulp を片面基板加工用に改変したものです。
3_outline_holes_cutoff.ulp は、エンドミルで取り付け穴と、外周を切り落とすための ulp です。
取り付け穴と外周の輪郭パスを作成します。
エンドミル を使ってください。
必ず外周は Dimensionレイヤーに置いてください。
私が作成したものです。
実際の使用例

eagle で bottomレイヤー に配線を終えた board を用意します。


ulp Runボタン から 1_linepattern_gcode_bottom.ulp を選択
ulp Runボタン から 2_1CNC-DRILL-GCODE_short.ulp を選択
output option の Append にチェックが入っているのを確認して OK
ulp Runボタン から 2_2CNC-DRILL-GCODE_long.ulp を選択
ドリル径ごとのファイルが必要な場合
output option の Append のチェックをはずして OK
ulp Runボタン から 3_outline_holes_cutoff.ulp を選択
eagle の projectフォルダ に必要な G-CODEファイル が出来ています。
***_bot.***ファイル を CNCソフトで読み込み実行

***_short_drill.***ファイル を CNCソフトで読み込み実行

***_long_drill.***ファイル を CNCソフトで読み込み実行

***_cut.***ファイル を CNCソフトで読み込み実行



完成!お疲れ様でした。
〈ULPをバージョンアップしました!
PCBドリルを使わず、PCBエンドミルのみで穴あけをおこなう場合は、
新バージョンをお使いください。〉
ドリル、外周カット用ULP version2!
---------------------------------------------------------------------------
eagle で書いた基板パターンを元に G-CODE に変換するワークフローを紹介します。

片面基板のみに対応。
主な流れは
1)パターンを彫る -> 2)下穴を開ける -> 3)穴を開ける -> 4)取り付け穴 -> 5)外周切り落とし
となります。
必要な ulp
共通の説明
下記テキストデータの拡張子を .ulp に変え、 eagle の ulpフォルダ に置いてください。
F値や工具径などの設定は ulp をテキストエディタで開き、直接編集してください。
eagle の boardウィンドウ から Run させてください。
Y軸の0線を中心とした鏡面パスを作成します。そのことを考慮して eagleファイル を作ってください。
1) 1_linepattern_gcode_bottom.txt
2) 2_1CNC-DRILL-GCODE_short.txt
3) 2_2CNC-DRILL-GCODE_long.txt
4,5) 3_outline_holes_cutoff.txt
個別の説明
1_linepattern_gcode_bottom.ulp は、パターンを彫るための ulp です。
bottomレイヤーの鏡面パスを作成します。
PCBVカッター を使ってください。
(ftp://ftp.cadsoft.de/pub/userfiles/ulp/gcode.zip)様の ulp を改変したものです。
2_1CNC-DRILL-GCODE_short.ulp は、ドリルが逸れないように下穴を掘るための ulp です。
浅いドリルの鏡面パスを作成します。
PCBVカッター を使ってください。
2_2CNC-DRILL-GCODE_long.ulp は、ドリルで穴を掘るための ulp です。
深いドリルの鏡面パスを作成します。
PCBドリル を使ってください。
(http://www.mi-ra-i.com/OPEN-JMM/Kakou/Kiban-02/index.html)JinSato様の ulp を片面基板加工用に改変したものです。
3_outline_holes_cutoff.ulp は、エンドミルで取り付け穴と、外周を切り落とすための ulp です。
取り付け穴と外周の輪郭パスを作成します。
エンドミル を使ってください。
必ず外周は Dimensionレイヤーに置いてください。
私が作成したものです。
実際の使用例

eagle で bottomレイヤー に配線を終えた board を用意します。


ulp Runボタン から 1_linepattern_gcode_bottom.ulp を選択
ulp Runボタン から 2_1CNC-DRILL-GCODE_short.ulp を選択
output option の Append にチェックが入っているのを確認して OK
ulp Runボタン から 2_2CNC-DRILL-GCODE_long.ulp を選択
ドリル径ごとのファイルが必要な場合
output option の Append のチェックをはずして OK
ulp Runボタン から 3_outline_holes_cutoff.ulp を選択
eagle の projectフォルダ に必要な G-CODEファイル が出来ています。
***_bot.***ファイル を CNCソフトで読み込み実行

***_short_drill.***ファイル を CNCソフトで読み込み実行

***_long_drill.***ファイル を CNCソフトで読み込み実行

***_cut.***ファイル を CNCソフトで読み込み実行



完成!お疲れ様でした。
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